AW「心が悲しみに支配されたとき」

me: 
心が悲しみに支配されたとき、どうすればよいでしょうか。
理解を深めたいです。


aw:
はい。
あなたがこれまでの人生において、数々の苦しみや悲しみを抱いてきたことをもうすでにあなたは認められました。
一度その感情やその状況が理解されると再び苦しみのスイッチが入ることは少なくなります。
しかし、一度味わった悲しみはなかなか消えるということはありません。
それは、脳に記憶として残っているからです。

しかし、その記憶が思い出された時にあなたはその感情と再び出会い、その自分を慰めることができます。
多くの者たちは、その慰めを他者に望みますが、一度自分で悲しみと出会い自分の新たな心で慰めるということをすることが、とても有効です。
なぜなら、あなたの心の領域にはあなたが一番近くに存在するからです。
どうか、そのことをたくさんの人に伝えてください。
あなたはあなたの苦しみに出会った時、ご自分でご自分を慰めてください。
そうすることで、何が起きるかを見てください。
あなたが、他者の苦しみを見たとき、あなたが同じような感情を抱くのなら、あなたはあなたを慰めましょう。
そのようにして、まずはご自身を安心させることで、他者を思いやることができるでしょう。

苦しみはなかなか癒えることが無いかもしれません。
しかし、その苦しみを手放せた時、たくさんの変化が起こります。
見える世界やあなたに訪れる現実が変わるでしょう。

それはきっとさわやかな心地良い風のような感じがするでしょう。
どうか、あなたは悲しみに支配された時、ご自分でご自分を慰めるようにしてみてください。
それをくりかえすうちに何かが変わるでしょう。
それまで心安らかに、何も心配せずにいてください。

エネルギーは今外に向かって流れ出ようとしています。
あなたの中にあるわだかまりのエネルギーやご自分を責めるように内側に向かうエネルギーは、もうすでにあなたのもとから離れ、外に向かおうとしています。
そのエネルギーはこの世界を風の様に循環します。

あなたのもとを離れたエネルギーは、あなたのわだかまりのエネルギーとして世界を循環するのではなく、ただこの宇宙に満ちる生命のエネルギーとして流れ出します。
エネルギーは常に動き流れます。
「あなたのもの」ということは、そもそもないのです。
どうかあなたが自分の思いこみやトラウマから封じ込めたエネルギーを解放してください。

メッセージは以上です。



 

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